2021-06-10 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
三 持続可能な社会の実現に向けて、木材の利用の拡大による炭素貯蔵、二酸化炭素の排出削減効果の最大化により二千五十年カーボンニュートラルの実現を目指すとともに、循環型社会の形成、自然との共生等を統合的に推進するため、本法の措置に加え、建築物等における木材の利用の促進のみならず、公共土木分野での木材の利用の促進、熱利用など高効率な木質バイオマスエネルギーの活用を推進すること。
三 持続可能な社会の実現に向けて、木材の利用の拡大による炭素貯蔵、二酸化炭素の排出削減効果の最大化により二千五十年カーボンニュートラルの実現を目指すとともに、循環型社会の形成、自然との共生等を統合的に推進するため、本法の措置に加え、建築物等における木材の利用の促進のみならず、公共土木分野での木材の利用の促進、熱利用など高効率な木質バイオマスエネルギーの活用を推進すること。
また、木材は炭素貯蔵機能を有すること、省エネ資材であることなどから、その利用の促進は二〇五〇年カーボンニュートラルの実現にも寄与しており、加えて、木材は調湿性に優れ、断熱性が高く、リラックス効果があるなど、人に優しく、心休まる素材です。 このように、木材利用を促進することは我が国の社会経済や環境の持続性の確保、国民の豊かな暮らしを実現する上で意義深いものと考えております。
また、木材は炭素貯蔵機能を有するほか、森林から再生産が可能でありまして、環境への負荷が高い資材ですとかあるいは化石資源に代替して利用することによりまして、我が国が目指す二〇五〇年カーボンニュートラルの実現にも寄与する効果があるものと考えております。
三 持続可能な社会の実現に向けて、木材の利用の拡大による炭素貯蔵、二酸化炭素の排出削減効果の最大化により二千五十年カーボンニュートラルの実現を目指すとともに、循環型社会の形成、自然との共生等を統合的に推進するため、本法の措置に加え、建築物等における木材の利用の促進のみならず、公共土木分野での木材の利用の促進、熱利用など高効率な木質バイオマスエネルギーの活用を推進すること。 右決議する。
六 二千五十年カーボンニュートラルに向けて、木材の利用拡大による炭素貯蔵、二酸化炭素の排出削減効果を最大化するため、本法の措置に加え、CLTや耐火部材等の活用により、公共建築物のみならず民間の非住宅建築物の木造化・木質化を進めるとともに、熱利用など高効率な木質バイオマスエネルギーの活用を推進すること。
そのため、皆伐時に生産される木材を建築物等として利用していくことにより木材製品による炭素貯蔵量が確保され、これを森林吸収に計上できる仕組みとなっているところでございます。京都議定書第二約束期間からは、その量を合わせて算定しているところでございます。 また、皆伐につきまして、適切な伐採方法を取ることが大変重要だというふうに考えております。
六 二千五十年カーボンニュートラルに向けて、木材の利用拡大による炭素貯蔵、二酸化炭素の排出削減効果を最大化するため、本法の措置に加え、CLTや耐火部材等の活用により、公共建築物のみならず民間の非住宅建築物の木造化・木質化を進めるとともに、熱利用など高効率な木質バイオマスエネルギーの活用を推進すること。
最新の研究によれば、森林の炭素貯蔵量は林齢とともに低下せず、持続的に向上するとの結果が提出されています。温暖化対策は、ただ吸収量を高めることだけに着目するのではなく、森林への炭素の貯蔵量を高めることに注力すべきであります。 第三に、政府はこの間、林業の成長産業化のために、森林経営管理法を制定し、国有林法を改正し、森を大量に皆伐する短伐期皆伐方式の施業を後押ししてきました。
○野上国務大臣 森林吸収量は、主伐を行った場合でも、生産される木材を建築物等に利用していくことによりまして、木材製品による炭素貯蔵量を森林吸収量に計上することになっておりまして、木材利用を進めていくことが重要と考えております。 また、主伐後に成長が速く二酸化炭素の吸収効果の高い特定苗木を用いた再造林を行うということは、長期的には森林吸収量の増大にもつながるものと考えております。
これは、同じことが、海底の新しい利用である海底炭素貯蔵であるとか、あるいは先ほどもお話にあったメタンハイドレートとか、あるいは熱水鉱床とかレアメタルの掘削とか、こういうのもいずれも同じことが言える。
また、本年十一月閣議決定されました気候変動適応計画におきましても、グリーンインフラや生態系を基盤とするアプローチによる適応の取組は、防災、減災、炭素貯蔵を通じた緩和策への貢献、地域社会における多様な社会、経済、文化の互恵関係の創出を生み出し、生物多様性の保全と持続可能な利用への貢献など、さまざまな効果が期待できるという位置づけがされたところでございまして、これに沿いまして、関連する施策の推進を図るとされたところでございます
また、加えて、地球温暖化対策といたしましても、二酸化炭素吸収能力などの公益的機能、これは成長のよい若い森林の方が効果が高い、またさらに、木材製品の使用によって炭素貯蔵量の増加が評価されるために、森林の若返りや木材の利用など緑の循環を推進していくこと、これはこれまで以上に重要な課題であるというふうに私は認識をしております。
○後藤(斎)委員 大臣、去年、農水省の方から、農地土壌の役割ということで、地球温暖化防止に貢献するということで実はレポートも出ておりまして、その中の評価ですと、例えば全国の農地土壌に堆肥を大体一トンくらい、十アール当たり投入、これはかなり多い量なんですが、そうすると、炭素貯蔵の増加は炭素トンで二百二十万トン。これは、第一約束期間の削減量の二千万トン強の炭素トンの大体一割と。
林業白書が指摘していることですが、木材の住宅は、長期間にわたって炭素を貯蔵し、標準的な木造住宅一軒の炭素貯蔵量は、日本人一人当たりの年間の二酸化炭素排出量の二年分に相当する。